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大阪府から全国にエステスクール事業を展開する日本未病ケア予防医学協会です。

COLUMN

新着情報・コラム

予防医学栄養セラピスト®2級養成講座を学ぶ

未病と予防医学の基礎知識からのステップアップ

予防医学栄養セラピスト®2級講座で学ぶ、『未病』と『予防医学』の考え方。
ご受講された方々の知識を更に深めて頂き、日常生活は勿論、エステティシャンのスキルアップとお客様への管理強化のためご受講頂ける内容となっております。

深刻化する女性の貧血

年々、女性の貧血症状を訴える方が急増しており、皆様の中にも既に貧血からくる症状でのお悩み、
周りの方々にもお悩みを抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
貧血と言っても、症状や状態は様々で病院での血液検査の数値により貧血と指摘される方もいらっしゃれば、検査数値では指摘されないが不調症状が酷く、日常生活にも影響を及ぼすほど辛く感じておられる方もいます。このように、検査数値で貧血を判断するのではなく、日々の生活の中でご自身が不調なく、元気に、前向きで過ごせているかどうかを基準に考えると、貧血の諸症状からくる不調を抱えている方は決して少なくないと言えます。
このいわゆる『隠れ貧血』に該当する方は3人に1人とも言われています。『隠れ貧血』は比較的女性に多く見られ、女性には月経があるためだと考えられます。むしろ月経のある女性は、ほとんどの方が『隠れ貧血』でもおかしくはないのかもしれません。

隠れ貧血とは?

参照
一言で言うと『鉄』が不足している状態です。
鉄が不足すると、頭痛、めまい、倦怠感、疲れやすい、爪が割れやすい(二枚爪)、髪の毛や肌のツヤが悪い、風邪を引きやすくなったなど様々な不調が起こります。これらの症状が『未病』と呼ばれ、健康とは言い難く美しさを妨げ、老化スピードを速める要因ともなります。更に放置することで、『病気』へとも繋がってしまう恐れもあるのです。
鉄が不足してしまうと、酸素を運ぶ量が少なくなってしまうので、体内の酸素量が低下、代謝が下がり、息切れ、めまい、ふらつきなど上記に記載した症状へと繋がっていきます。
女性の多くがこの症状に陥りやすいですが、更に妊娠中、授乳期、手術後、婦人科系疾患などが重なると【鉄不足】は深刻化していくのです。このように、私たちの身近でよく耳にし、よくある症状であるからこそ、安易に考えてしまいがちな『貧血』。見逃すことで私たちの不調は更に悪化しかねません。

日常生活まで脅かす貧血

インターネットで貧血の症状を相談されている方の記事を見ると、
『10代から貧血もちです。貧血くらいで受診するものではない、女性ならば貧血は当たり前。と思っていたため、健康診断などでも指摘はされてきましたが、長年放置してきました。ところが40代に入り、そのツケが回ってきました。めまい・立ちくらみ・疲れやすい・階段などでの動悸息切れ・口内炎ができやすいなどの症状は、今日昨日に始まったことではないので、年と共に体力も落ちたのかな?と思い込んでいました。ところが、昨年末にある件で受診をしたら、「貧血を優先して治療しないと鑑別できない。体の基本。こんな状態では、今日昨日始まったわけではないね。何で今まで受診しなかった。貧血を甘く見ていると大変なことになる。これでよく心不全起こさなかったと思う。」と医師から説教。若いころは、暑さに強く寒さに弱かったが、今はその逆でここ数年夏の暑さがしんどい。気が付けばゴロゴロしている。ウトウトしている。』とありました。
このように、10代から自覚はあるのに当たり前だと思い込み、40代になり悲痛な悩みとして痛感されていらっしゃいます。私たち協会にも同じように、不調を訴える方は珍しくありません。
こんな記事もありました。
『中学生の娘のことです。小学校6年からだるさを少しずつ訴えるようになり、風邪をひいたのをきっかけに学校にいけていません。病院では起立性調節障害と初め言われましたがその後、潜在性鉄欠乏といわれました。今は鉄剤を飲んで1週間ですが、あまり効果は実感できていないようです。
そこで経験者の方に質問です。フェリチン不足からくるだるさや疲れやすさ、めまいとはどのぐらいのものですか?学校にいけないぐらいなんでしょうか?学校を休んで2か月ぐらいたちます。行けないのが身体的なものなのか、心理的なものなのか?そこがよくわかりません。』とありました。
小学6年生、成長期であり月経も始まる頃と予測されます。貧血の症状で、学校へ行くことも困難、心理面でも不安。と訴えておられ鉄剤を飲むも変化がないとのお悩みも掲載されています。
このようなお悩みも、頻繁にある相談であり、ご本人もご家族も辛いお悩みと見受けられます。
予防医学栄養セラピスト®2級では、女性にとって必要で奥深い『貧血』の知識だけではなく、様々な症状から、原因、正しい改善方法まで学んで頂きます。
上記のような悩みを抱えられている方も、家族や大切な方、エステサロンに通われるお客様が悩まれている場合でも、知識を得ることで解決、アドバイスも可能となります。また、エステサロンに通われるお客様は、大半が女性であり、『貧血』と密接です。知っておかなければならない知識と言っても過言ではありません。そして、学び知ることで沢山のお客様のお悩みを理解し、解決出来る大きな材料になることは間違いありません。

食事

予防医学栄養セラピスト®養成講座では食事のとり方も身体のメカニズムを学びながら習得していきます。基本的な考え方として【食事】が最も重要と考えています。その食事の摂取時に繋がる血糖値についても学んでいきます。

血糖値

血糖値は、身体の不調と深い関係性があります。
糖の働きを学んでいきますが、摂りすぎるとほとんどの方が認知している病気『糖尿病』へと進行してしまいます。だからといって極端に糖質を制限してしまうのも良くありません。
糖は、脳と赤血球の直接的な栄養素であり、エネルギーに変わりやすい物質でもある為、生きていく上で必要な栄養素です。この血糖値のコントロールが上手くいかなくなると、血糖値スパイクが起きる要因となり、血糖値スパイクが日常化すると、将来的に大病を患うだけではなく、日常生活にも悪影響を及ぼす事にもなります。血糖値コントロールが上手くいかず、イライラ、集中力低下、判断力低下などを引き起こします。年齢問わず、身体の中で起こりうることで、性格、思考、行動にも影響を及ぼしてしまうのです。原因不明の体調不良や、イライラが治まらないなども血糖値が影響している例も少なくありません。
この血糖値についても、予防医学栄養セラピスト®養成講座2級ではより深く学び、そこから考えられる『未病』や『予防』『改善』なども学んでいきます。

まとめ


『未病』と『予防医学』を学ぶ、予防医学栄養セラピスト®養成講座3級から更に、スキルアップした講座である予防医学栄養セラピスト®養成講座2級。自覚していない方も多いですが、女性のほとんどが該当すると言われている『貧血』と『隠れ貧血』。女性は月経が起こることから『貧血』に該当する方が大半だと考えられますが、自覚症状がない為の見逃しや、このくらいは普通だという考えから放置。年齢を重ね、妊娠、出産、授乳なども終えたころ、病気と診断されるまで悪化しているケースは少なくありません。また、成長期のお子様でも症状が酷く、学校に行けなくなるほどに心身的に悪影響を及ぼすことも珍しくはありません。
この、貧血の原因、貧血になりやすい方、貧血のメカニズム、貧血の改善方法などを深く学び、身近な方や、ご自身、またエステサロンに通われる女性のお客様へ、アドバイス出来るスキルを身につけていただける講座です。
そして、わたしが生きていく上で必要な『食』。食べたもので身体は変わるメカニズムを学び、その食事を摂取することに密接な【血糖値】についても深く学んでいきます。そこから考えられる『未病』。『予防医学』を知り、サロンに通われるお客様の改善に繋げ、私たちの大切な方の健康までサポートできる様、様々な角度から学ぶことのできる講座となっております。

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